ビヘイビアの河又です。今日は、RPAでメールを送受信する際、画面操作で自動化するのはやめたほうがいいという話をします。GmailやOutlook等をお使いの場合は、RPAから「API」を使って連携するべきです。安定度が断然違います。
RPAでメールを送受信する際の2つの選択肢
RPAでメールを送受信する際は、主に以下2つの選択肢があります。
- GmailやOutlookをそのままRPAから画面操作する
- GmailやOutlookの「API」という連携用の仕組みをRPAから活用する
前者のほうが一見、手軽に思えます。ただ、GmailやOutlookのデザインは毎年のように変化しています。年を追うごとに人間にとって使いやすいUIに進化しています。人間なら、この変化にも自然に対応することができます。しかしRPAが画面操作する場合、画面レイアウトが少しでも変わると動作しなくなってしまいます。
主要なメールサービスには連携用の仕組み「API」があります
メールサービス側がRPAを意識してデザインの変化を抑えてくれることは期待できません。しかし主要なサービスには、連携用の仕組み「API」があります。これは、画面操作ではなくプログラム間の指令によってメールの送受信を行うものです。APIも変化することはありますが、画面に比べたら頻度は小さく、またAPIの変更時は大々的な告知があることが多いので対応する時間も十分に設けることができます。
メール送受信をAPIで行い、壊れにくいRPAを目指しましょう
壊れにくい自動化ワークフローをRPAで実現するために、なるべくAPIでできることはAPIで行うことをおすすめいたします。
弊社が正規代理店として推奨するRobotic Crowdなら、GmailにAPIで接続してメールを送受信することが可能です。Office 365 Outlookの場合でも、弊社側にて対応可能ですのでお気軽にご相談ください。