ビヘイビア社の開業と、設立趣旨について

2019年8月、ビヘイビア社は開業しました。
この会社では何をするのか、どんな志をもって起業したのかについて書いていきます。

人は、人にしかできないことを。

これがビヘイビア社が実現したい未来です。 

IT化された領域、取り残された領域

IT化の開始をWindows95からと考えても既に25年近い歳月が経過していますが、未だに紙を画面に置き換えたような単純作業は残存しています。その大きな理由の一つは、RPA・AI時代以前の自動化に限界があったことです。

旧来のITでは、規格が「標準化」され、その上にシステムが構築されるという前提を持っていました。しかし、これは標準化作業にリーダーシップやモチベーションがある状態でしか機能しません。

IT化に取り残された領域では、標準化されたインターフェースが存在しないことが多いのです。

ビヘイビアは非標準領域におけるITを諦めない

近年登場したRPA・AIの技術を使えば、非標準な状態のままでもITを持ち込むことができます。
IT化のラストワンマイル―私はRPA・AIをそのように位置づけています。

この「非標準領域のIT化」にまつわる作業はとても大変で根気のいるものですが、
弊社は「人は、人にしかできないことを。」というビジョンを実現するため果敢に取り組んでいきたいと思っています。

ビヘイビアは万難排して自動化する

特定の自動化が達成できないとする理由はいくらでも挙げられます。
APIがないから完全には自動化できない、RPAではこの例外的ケースに対応できない…
このような問題から、特定システムのRPA化がPoC(概念実証)の段階で終わってしまう事例をいくつも耳にします。

しかし私は、万難排して自動化するという固い決意があれば、自動化できない領域は存在しないものと考えています。
決意を実現するため、RPA・MA・BI・iPaaSなど複数の道具を併用した自動化の知見を弊社は磨き続けていきます。