ビヘイビアの河又です。メールマガジンとステップメールは、同じメール施策ですが送付のタイミングが異なります。組み合わせて使うことで大きな効果を発揮できます。

メールマガジンとは

一般的なメール施策です。その時々の旬の内容をメールにまとめて、メールマガジン担当者が特定のルーティン(毎週等)で送付することが多いと思います。

メールマガジンの典型例

[2019/02メール] => [2019/03メール] => [2019/04メール] => [2019/05メール]…

メールマガジンのメリット・デメリット

必然的に、常に最新の情報を提供することができます。その代わりに再利用性は低くなります。メールマガジン担当者が毎週編纂する体制等が必要で、運用コストは高くなる傾向があります。

ステップメールとは

ステップメールは、複数のメールを束として、1つ目のメールから順番に週に1回・2週間に1回などの頻度で送付していくメール施策です。ステップメール施策を実行する際は、コンバージョン(転換・獲得)までにかかる平均日数から逆算し複数のメールを準備しておくことが前提となります。

ステップメールの典型例

[リード獲得] => [メール1] => [メール2] => [メール3] => [メール4]…
(条件:週に1回、コンバージョンするまで送付 等)

ステップメールのメリット・デメリット

メールの束を再利用することになるため、一度用意しておけばどんなタイミングで飛び込んできた顧客に対しても統一的なメール施策を実行することができます。メールマガジンの場合は「1つのメールは1回切りの使用」が基本となりますが、ステップメールなら何度も再利用することができます。しかし、メールの束は最新性を失っていくため、定期的に更新するかなるべく普遍的なコンテンツを用意しておく必要があります。

併用すると「最新性」と「再利用性」を両立できる

メールマガジンは「最新性」に、ステップメールは「再利用性」に特徴があります。この2つを併用して、たとえば火曜日はメールマガジンの曜日、金曜日はステップメールの曜日、といったふうにスケジュール上の打ち分けを行うことがオススメです。

ビヘイビアの推奨するHubSpotであれば、両立した状態でのメールプログラムを実現可能です。